自主活動グループの広場

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タイトル
歩こう会B 活動紹介
~日立市を歩こう「駅からハイキング」~
活動地域
茨城県鹿嶋市
日時
2018年4月8日㈰ 茨城県日立市
グループ名
歩こう会B
グループのメンバー数
4名(男性1・女性3)
活動開始時期
2012年12月
プログラム
ウォーキング
情報
ユネスコ無形文化遺産「日立風流物(ひたちふうりゅうもの)」
日本のさくら名所100
選地

日立市を歩こう「駅からハイキング」約7㎞に参加

 

 土・日・祝日期間限定茨城県内自由切符「ときわ路パス」で日立市へ駅からハイキング受付を済ませ、平和通りに向かう。日立駅に降りご自慢のガラス張りの自由通路からは東に青い海。 西に満開の桜並木のはずが、今年の桜は葉桜。しかし、日立さくらロードレースがスタートしており、走る人波も眺められ、桜並木には次々スタート準備のマイクも賑わしい。そのような賑わいの中ハイキングスタート。一路コースマップ片手に歩きだす。大勢の参加者がいるかと思ったが、こちらはちらほらで、のどかな住宅街の坂道を登り、かみね公園を目指す。日本のさくら名所100選地の神峰公園の桜もやはり葉桜。所々の八重の桜が咲きだし、青空に映える。

 頂上に吉田正音楽記念館があるので、そこで小休止。若かりし頃を思い出せる流行歌、懐かしい歌手の映像に、昭和時代に育ったその場に居る人々との共有感に浸った。     


        かみね公園の八重桜           吉田正音楽記念館

 
 日立駅スタートが10時だったが、まだ11時30分。13時から「日立風流物」の公開が始まるので、まずは会場の平和通りへ向かう。ちょうど12時から「日立若鳶会のはしご乗り」があり、これを見物。6mのはしごというが、その上での妙技は素晴らしかった。演技者もさることながら、はしごを支える人々の緊張も大変なものと感じられた。だれも気を抜けない感じが伝わってきた。


 はしご乗りを見物しているとあいにくの雨。雨では風流物はできないかと心配していたところ、なんと15分前に雨が上がり、西の空から青空が広がり観客も歓声。 

日立風流物(ひたちふうりゅうもの)
 高さ15mにも及ぶ豪壮な山車で、その歴史は江戸時代中期までさかのぼり五層からなるからくり舞台で、からくり人形芝居です。今年の演目は表山で「源平盛衰記」が演じられ、その後舞台が廻り裏山で「かびれ霊峰と御岩権現」が演じられました。目の当たりにし、その華麗さと伝統を守る人々の努力に深い感慨を覚えました。


    表山 源平盛衰記         裏山 かびれ霊峰と御岩権現

 
 30分の上演を観て、両側に並ぶ屋台を覗きながら駅に戻る。昼食をとりガラス張りの駅舎に戻る。海の青さに見惚れしばし休み、祭り帰りの混雑の中帰路につく。

<2018.4.20 掲載>