自主活動グループの広場

このページは、認知症予防プログラムを終了し、自主活動を続けているグループの紹介や交流会の情報をお伝えすることを目的にしています。
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タイトル
鹿嶋市ウォーキング自主活動グループ交流会
活動地域
茨城県鹿嶋市
日時
2019年3月19日㈫ 26日㈫
グループ名
グループのメンバー数

活動開始時期
2011年
プログラム
ウォーキング
情報
鹿嶋市認知症予防教室(健脳ウォーキング)の第6回自主活動グループ交流会が、3月19日㈫に、鹿島勤労文化会館において開かれました。出席は68名。昨年同様に午前の部、ランチタイム、午後の部という構成で、事前準備にかかわった有志を中心に、受付・会の進行などメンバー皆で協力して行いました。
■はじめに
受付:申し込み名簿の準備 お弁当代徴収 本日のグループ分け確認 名札自筆で作成等
介護長寿課課長よりはじまりのお言葉
■午前の部 10:00~12:00 「コグニサイズを体験してみよう」
健康運動指導士による講義と実践。コグニサイズ(cognicise)とは、国立長寿医療研究センターが開発したcognition(認知)とexercise(運動)からくる造語である。平均寿命と健康寿命の開き、健康を害する病気等の説明を受け、3グループに分かれてコグニサイズを体験する。
コグニラダー(縄梯子状の綱でできた道具)班は、法則に則り基本のステップを踏み枠外に足を出したりする動き。椅子班、ステップ台班も声を出して数を数えてゆき、倍数を決めて手をたたいたり、しりとりしたりと忙しい。間違ってもまごついても平気、そこからまた始めて、楽しい時間はあっという間に終わってしまった。
コグニサイズを6か月続けると記憶・認知機能に向上がみられるがやめると低下してしまう、課題を変えていくことも大事なこと、と指導士よりアドバイスをいただいた。やはり、「仲間と共に楽しく」が大事な要素と感じた。
■昼食 12:30~
グループ8名ほどでテーブルを囲む。初めてお会いする方が多いので自己紹介をしてから「いただきます」。
■午後の部 13:00~15:30 「活動報告とグループワーク」
NPO認知症予防サポートセンターより講師をお招きし、各グループ(個人参加もあり)の活動報告とグループワーク。今回は事前に各グループ毎に、活動内容・今後の方針・要望・連絡先・メッセージなどを文書で提出し冊子にまとめられていたので(市役所の支援)それをもとに、グループからの補足説明や問題点や工夫点を出し合って進められた。
・年齢を重ねての活動の在り方を模索する様子がどのグループにも見られた
・体力の差、メンバーが減っていくことへの不安
・再編を望むグループがある一方で、少人数の活動をよしとするグループもある
・解散後ひとりで楽しんでいる 等々

グループワークテーマは「ウォーキング以外に大切にしていること、趣味や活動など」。どの班も和気あいあいとした雰囲気の中で進められた。活発に趣味や運動を楽しんでいる、、、意識の高さがうかがえた。このような場に出てこられない方々への思いも語られた。
講師から、『楽しく長く継続していくにはお互いの信頼関係構築が大切、それは「分かり合う」ということ。語り合うことでお互いを知るそして新しい発見がある。』
集団(グループ)と個(ひとりひとり)のことにも触れられ、集団が伸びれば個も伸びる、個が高まれば集団としての力もついてくる。最後に、グループ活動をするうえで大切な3つのルールについお話があった。



■お花見ウォーキング計画

3月26日㈫ すでに日程と場所は通知されていたので、ウォーキングイベントシートに、テーマ・実施日時・集合時間・集合場所・持ち物等を皆で確認しながら記入し、その後当日の世話人4名を決めた。
集合写真を撮り和やかに閉会


司会者の音頭で「これからも元気に歩くぞー!」「オー!!」


そして翌週の火曜日・・・・
■お花見ウォーキング報告
日時:2019年3月26日㈫ 13:30~15:30
集合場所:鹿嶋市商工会館
参加:20名
行程:
会館より鹿嶋城址公園の花見
公園より最寄りの史跡巡り
・鎌足神社…大化の改新の断行した中臣鎌足の祀る神社 「大鏡」には鎌足は鹿島の地で生まれたとされている
・根本寺(こんぽんじ)…聖徳太子の開基と伝えられる日本最古の寺のひとつ 俳聖松尾芭蕉も訪れ、月見の句が句碑となっている

あいにくの朝からの雨で、参加者は予定より少なかったが出発の頃には雨は上がった。世話人により、多数の参加者を見込みコースを3通り考えていたが、20名程度なので全員で歩くことにした。先頭、中盤、最後尾に責任者を決め出発!
ソメイヨシノはちらほらだったが、しだれ桜は満開。おしゃべにりも花が咲きゆっくりと歩く。西には北浦を望み、冬の晴れた日には遠く富士山も観られる場所だ。往復2km余、約1時間の散策。
普段は一緒に歩かない人たちと、前になり後ろになりながらおしゃべり。まさに交流の輪が広まった。会館に戻ってからはおやつを食べながらまたまた情報交換。今後が楽しみである。



<2019.4.11 掲載>