自主活動グループの広場
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~利根川ウォーキングと千葉ローカル線の旅~
2019年3月19日㈫ 千葉県いすみ鉄道と小湊鉄道
【利根川ウォーキング】 2018年10月31日 N子
朝の少しヒンヤリとした気温も時間を経過するごとに上昇。秋日和の好天に恵まれ、散策開始。9:00京成佐倉駅北口集合、9:08発小林行バス乗車。日医大を過ぎると私たち3名を乗せてバスは循環しながら走る。空を見上げれば秋を思わせる雲、いわしでもナシ、うろこでもナシ、はてさて何という名前のつく雲なのか?山田橋・雁又・印旛支所・日医大北総病院・小林駅着9:56。成田線小林駅発10:06乗車、次の木下(きおろし)駅下車。
12万年前の木下貝層を見に小高い丘へ階段を上る。ちょうど見学に来ていた近隣の小学6年生と先生の話にも耳を傾ける。11:00印西市立木下交流の杜歴史資料センター着。ここで私は面白い資料を発見!子供時代金沢八景に住んでいたころ、駅近くに瀬戸橋があった。その瀬戸橋造営棟別銭注文案232貫のうち印西分10貫768文とあった。あのよく通った橋に当時のしかも遠い地に寄進がされていたのかと思うと感慨ひとしお!
11:40印西郵便発祥地碑を通る。そろそろお腹がすいてきた。利根川の少し冷たい風をしのげる階段に座り持参の弁当をいただく。人通りナシ。車のみ通り過ぎていく。吉岡まちかど博物館は限られた日のオープンで本日は休館。黒い実が下に落ちている。「あまみの木」ということだ。
13:00印西市立中央公民館にてトイレを拝借。木下駅発14:09で成田へ。JR組と京成に分かれて解散となる。すがすがしい秋日和の散策で気持ちの良い一日でした。Hさんの快復を祈りながら帰途に就きました。
定例会で房総半島を横断するいすみ鉄道と小港鉄道に乗ってみたいとの意見が出て、検討したプランを基に出発となりました。参加者はなんと3人。まあいいか・・・。
京成、JR利用しJR千葉駅改札口に8時10分に遅れることなく合流し外房線安房鴨川行き8時17分に乗車しスタート。ところが蘇我駅で急用発生、途中下車となり一本遅れで大原へ向かいました。やわらかな春の日差しに話しが弾み1時間で漁港の町大原へ到着しました。「いすみ鉄道」のムーミン列車出発まで時間があり駅周辺を散策するも何もなく駅前の記念撮影用の看板で女性2人並んで撮影。
進行方向ならば途中下車は何回でもOKのお得な切符を購入して黄色い車体にムーミンが描かれたムーミン列車に乗る。改札業務は不愛想な運転士が2役していました。車窓からはムーミン池にムーミン家族が居て私の大好きなスナフキン達もヨレヨレの姿で立っていました。咲き始めた細い菜の花が風に揺れ、又蕗の薹が所々に咲いていました。黄色はとても心を穏やかにさせてくれる色です。線路脇には「撮り鉄マニア」が平日なのに沢山いました。乗車して20分で目的地の一つ国吉駅に着きました。
田園の美術館と言われる「いすみ郷土資料館」に向かいました。早11時を過ぎ、小腹が空いていたので美味しそうなパン屋に立ち寄り休憩しました。夷隅市の清水寺の木像を展示中でその中でも十一面観音頭部(平安時代作)、千手観音立像が目を引きました。静かな佇まいはまさしく田園の美術館!次に線路を挟んだ反対にある国吉神社とその一角にある出雲大社上総教会へ向かう。田舎の木立の中にある由緒ある神社と華やかな大社が視界に入る。大銀杏の木、神社の古さが哀れをさそうのは私だけかしら。駅へ戻る途中踏切があり列車通過中に車掌さんに手を振ったら返してくれた・・・嬉しかった。
いよいよ「いすみ鉄道」に乗車し終点上総中野駅着。すでに2時を過ぎていたので食堂を探すと近くにあったソバ屋に入り各々注文し、あっという間に食べてしまった。本当におなかが空いていたのよね。「小湊鉄道」乗車時間まで大分あったので近くの光善寺に行くことにしたがなんと急な坂・階段のため老体故、息切れしながら到着する。寺の前にここにも大銀杏がほこらしげに立っている。
ようやく帰路の「小湊鉄道」でJR五井へ出発。乗車して待っていると車掌が行ったり来たりしている。運転士が「ブレーキのききが断線するので本社に連絡を」そして「ゆっくり走行するよう指示がありました」・・・どうも故障らしい。線路の継ぎ目でガッタンガッタンゆれる。仲間は気持ち良さそうに居眠り中。私は一時間余り緊張したまま車窓を眺めていました。五井駅に着いた時、安心感でドッと疲れが出ました。千葉駅で京成とJRに分かれ帰途につきました。
<2019.5.7 掲載>