自主活動グループの広場
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シャトークラブ 活動紹介
~江戸・東京の中心日本橋を巡る~
東京都世田谷区
2025年4月4日㈮ 東京都中央区
シャトークラブ
昨今の江戸ブーム、に便乗してという訳ではないが今回は日本橋にスポットを当てて、そのほんの一端ではあるがソメイヨシノと共に歴史的建造物、楊枝・扇子・和紙の老舗、行列の食事処、当地ならではの神社等々を巡ってきました。
集合:日本橋(橋の上)10時
日本橋➡日本橋三越➡三井本店➡日本銀行本店➡常盤小学校・近三ビル➡福富神社➡さるや➡ランチ「金子半之助天ぷらめし」➡伊場仙➡小津和紙➡弁松総本店➡三菱倉庫➡郵政発祥の地➡兜神社➡東京証券取引所➡山二証券➡日本橋日枝神社➡メトロ日本橋駅に戻る
待ち合わせの日本橋には入社したてのフレッシュマンたちが「街案内・探訪」?なのか、集団で何組も歩いていました。待ち合わせのシニアのグループも。橋の上から満席のお花見クルーズ船を手を振って見送り、私たちも出発です。
【日本橋三越】の吹き抜けには、全長10.91m、重さ6750キロの巨大な木造彫刻「天女(まごごろ)像」があり、いつでも建物の中心に極彩色の像がそびえたっています。中央ホール90周年、像が設置されて65年を記念して、この期間だけ記念撮影ができることになっていましたので、定員さんの勧めもあり撮っていただきました。三越を後にして江戸桜通りを進み、歴史的建造物や丁度見頃の桜をゆっくり散策。4月になって初めての晴天、そしてフレッシュマンが輝く新年度、行き交う人々が笑顔になっている感じがしました。常盤小学校、近三ビル、福徳神社・・まだ時刻は11時ですが、寿司・天ぷら・ラーメンの人気店はすでに行列が出来ています。【さるや】で楊枝をいろいろ見せて頂き購入して私たちも「海老の天ぷら大好き」「一度このお店に入りたかった」ということで【金子半之助天ぷらめし】に並ぶこと30分。(わずか13席のカウンター)期待通り美味しくたっぷりいただきました。
★日本橋(国重要文化財):慶長8年に初代の木造橋が架けられ主街道の起点となった。日本橋から東の江戸橋の川沿いには魚河岸が賑わい南に白木屋北に越後屋などの商店が並ぶ江戸一番の繫華な場所であった。
★日本銀行本店本館(国重要文化財):明治15年永代橋に開業したが同29年に現在地に本館が竣工した。設計は近代建築の巨匠で東京駅も手掛けた辰野金吾、欧米の銀行を視察して造られた。
★さるや:1740年創業、店名の由来は「猿は歯が白き故に楊枝の看板たり」という説と「小猿を背にして楊枝を削りながら売っていた」という説がある。
★常盤小学校:関東大震災後に建てられた。アーチを多用した出入口や半円形の窓の幾何学的な装飾が特徴。
さて午後の部です。老舗の扇子屋【伊場仙】は外国人観光客が桜や浮世絵図柄を楽しそうに品定めしていました。隣の小さなミュージアムものぞいてみました。【小津和紙】手すき和紙体験や全国の和紙を取り扱っている博物館のような大きなお店でした。次は江戸橋を越え川向こうの日本のウォール街とよばれる兜町へ。【三菱倉庫江戸橋】【郵便発祥の地】を経て兜神社、渋沢栄一の邸宅、築90年を超え存在感のある建物。そして【東京証券取引所】は取引終了後の時間ではあったが、見学させていただきました。最後は【日本橋日枝神社】、まだまだ見所はありましたがそろそろ疲れも出てきたので、【日本橋髙島屋】をめざして戻ることにしました。
★三菱倉庫・江戸橋歴史展示ギャラリー:江戸幕府が始められて以来東京は水運の都だった。中央区は運河が縦横に走り江戸橋にあった三菱倉庫も日本橋川の荷さばき場だった。
★日枝神社日本橋:千代田区永田町の日枝神社の神輿が当地に安置されたのが起源。御旅所(おたびしょ)という。現在でも隔年で開催される山王祭では本社と当社間を神輿と山車が巡行している。
★髙島屋東京店(国重要文化財):天保8年京都で古着・木綿商として創業した「高島屋」が東京店を開店させたのは昭和8年。東洋趣味を基調とする現代建築がコンセプト。(高橋貞太郎の案)日本初の全館冷暖房で当時のキャッチコピー「東京で暑いところ、髙島屋を出たところ」は流行った。
カフェでゆっくり喉を潤し体を癒し今日のことや次のテーマを語らう、こんなほっとする時間も大切です。日本橋界隈散策、今日も仲間と楽しくいい旅でした。
<2025.4.11 掲載>