自主活動グループの広場

このページは、認知症予防プログラムを終了し、自主活動を続けているグループの紹介や交流会の情報をお伝えすることを目的にしています。
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タイトル
芽吹きの会 活動紹介
~4年間の活動記録集~
活動地域
東京都練馬区
日時
毎月一回定例会
グループ名
芽吹きの会
グループのメンバー数
8名
活動開始時期
2017年3月
プログラム
パソコン
情報

芽吹きの会は、20166月から20172月まで、練馬区高齢社会対策課介護予防係企画の「脳活プログラム(パソコン編)」全12回を受講しその後自主活動したグループです。

10名でスタートしましたが現在は8名で活動しています。会則を作り総会において年間計画、会計報告、役員の選任などを行なって、円滑に進めています。
4年間の活動記録集ができあがりました。

『私たち芽吹きの会は5年を迎えようとしています。コロナ禍でいろいろな所へは出掛けられずにいますが、一月に一度区の施設に集まり、体操やもの作りをしたりして楽しく過ごしています。以下略』
記録集は年間活動記録と写真、そしてメンバーの寄稿文がファイルに収められています。当サポートセンターにも送っていただきましたので、
紹介させていただきます。


(左上から時計回りに)
記録集の表紙作成 2017年1月イベント後のランチ会 2020年11月狭山へ 2020年12月メンバー皆で玉手箱作り


2021年3月 メンバー寄稿(抜粋)

・私は毎日歩いて人の営みや川の流れ、生い茂る木や草花を見て、人はもっと自然に目を向けるべきでなかったかと強く思います。

・コロナで変化した生活スタイル・生活様式についていけるか不安もあるが、自分に出来る事は積極的に挑戦して(特に、PC・スマホなど生活必需品になってきたので)いかなければならないのだ!と考えます。

・人生の終盤で、思ってもみないことに遭遇したが・・・皆が一様に体験することであったことは、不幸ではあるが、自分の人生の幅になるだろう。普通のことが出来ないことを体験し、今まで自由に出来たことに改めて感謝している。友人との他愛ないおしゃべりが自分の心を潤し、落ち着かせるものであったことを再確認した。

・ネットで山中伸弥教授からの、新型コロナウィルスへの注意喚起を聞いて、大変怖いことなのだと知りました。パンデミックを知りたくてカミュ著「ペスト」、方方著「武漢日記」なども読みました。・・・今まで見えなかった日本の姿を考え、気付かされた新型コロナウィルスでした。

・脳活の活動も以前は大使館巡りに出かけることも自由に出来ていたのに、マスク着用・消毒・手洗いと不要不急の外出禁止なんて初めてのこと。飲食業、観光業は大変な状況だし、子どもを養育している世代の人は本当に苦労も多いと思う。高齢者といわれる私たちは、生活が激変まではないが、たまの旅行や外食、人と会えない事ぐらいは我慢して、体力維持をしながら世の中がコロナの収束を迎え普通の生活になることを心から願うばかりだ。

・自粛生活を余儀なくされた時、真っ先に頭に浮かんだのは「一人遊び」ということ。・・・静の読書の前後には体操や散歩で体を動かすように努めています。中でも老若男女・障碍の有無を問わず誰もが参加できるように考案された「ゆる×らく体操」は、出不精の私には欠かせない動の時間です。

・最初はコロナウィルスがどういうものかわからず怖い思いでなるべく家から出ないようにしていた。そのうち感染予防が分かってきた。・・・ストレス解消のために近くの公園や川沿いを散歩している。高齢者は重症になりやすいので、早寝早起きして、規則正しい生活を心がけている。

・姿勢よく生ききる。元気で美しい姿勢でいたいという願いは誰でも望むものですが、いくつかの本を読んで学んだことを・・・お尻を垂直に落として座る、ドスンと座らない。椅子の背にもたれて座らない。足を組んで座らない。やってますねー。
・オリンピックを見ているうちにあることに気が付きました。選手は相当の努力の結果の金メダルだったということ、運とか才能ではないということ。ここには努力というものが結果を出している。

✦ひろば担当者より
記録集を基に編集させていただきました。

<2021.10.6 掲載>