自主活動グループの広場
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シャトークラブ 活動紹介
~自然に恵まれた赤塚地区探訪~
東京都世田谷区
2025年6月12日㈮ 東京都板橋区
シャトークラブ
板橋区と言えば中山道の宿場町が有名ですが、今回訪ねた赤塚地区は、板橋崖線とよばれる地形が特徴的、そして鎌倉時代から続く歴史ある地域でもあり、稲作や多くの野菜が作られていた農村でもありました。赤塚田んぼには住宅が建ち、武蔵野台地と北側の荒川低地の高低差20mゆえ、どこを歩いても坂・坂・・。足腰が鍛えられた今回の旅でした。
集合:東武東上線「下赤塚駅北口」10時
下赤塚駅➡(バス利用)徳丸五丁目➡水車公園・日本庭園➡松月院大堂➡松月院➡乗蓮寺➡赤塚植物園➡ランチ➡不動の滝➡都立赤塚公園・赤塚城址・赤塚溜池公園➡郷土資料館➡(バス利用)成増駅
水車公園は、農業の歴史と暮らしを再現するために水車と水田が復元されていました。日本庭園は、茶室周りの茶庭と池を中心とした浄土庭園、とても風情がありました。
次に静かなたたずまいの松月院大堂。大堂とは阿弥陀堂のこと、南北朝時代七堂伽藍を備えた大寺院で、村人は大堂とよんでいました。続いて松月院。1492年に千葉自胤(ちばよりたね)が寺領を寄進して中興したと伝えられている曹洞宗寺院。高島秋帆が日本初の洋式砲術訓練の本陣となったことでも知られています。境内は優雅、壮大でとても立派でした。(昭和40年、高島秋帆の名をとって、徳丸原は高島平と名付けられました)
乗蓮寺の東京大仏は昭和52年建立なので比較的新しく、広い境内に悠然とそびえています。旧藤堂家に置かれていた不思議な形の石造物が戦後この寺に移され、中にはユーモラスなものもありました。赤塚植物園は自然の形状を生かした四季の散策道があり近隣の方も散歩されていました。たくさん歩いたのでお腹もすいてきました。食事処のない地域、その中でも町中華に出会えて(近隣の方に愛されるようなお店でした)平日限定お勧めランチを、美味しくいただきました。(生姜焼き、ジャージャー麵、スープ、サラダ、お新香、ごはんで1000円)
不動の滝まで戻り、都立赤塚公園一帯まで歩を進めました。溜池公園、梅林の横の急坂を上り赤塚城本丸跡に到着。ハイキング気分でしたね。隣接している郷土資料館ではかつての赤塚地域を映像で観たり、江戸時代の古民家旧田中家をのんびり見学して疲れた足を癒しました。4000本もの大根が漬けられた見事な大樽も。美術館前よりバスを利用して成増駅へ。本日の最終は、駅前にある「♪みどりのそよかぜ いい日だね~~」の歌碑、そしてカフェタイム。「自然と歴史と文化の里・赤塚」はメンバー皆全く初めての地。楽しい探訪になりました。
<2025.6.17 掲載>